糖尿病は尿が甘くなるからいいのでは？

2017/05/13 2021/10/04

糖尿病を全く知らないときは、こんないい加減なイメージを持ってました。
尿が甘くなるだけならいいじゃない。
糖という言葉に対してどうしてもスイーツ的なイメージがあったんですね。

糖尿病はとても厄介な病気という認識があっても、じゃあ何で尿が甘くなるのかというからくりが自分でわかりませんでした。

現在の私の理解では、糖質を慢性的に摂りすぎると、血液中の血糖値のアップダウンが頻繁に起こり、血糖値を下げるインスリンの分泌が増える。するとインスリンを分泌しているすい臓が酷使されやがてはインスリンの分泌がうまくされなくなる。そうすると上昇した血糖値が下がらず、過剰な糖が血液中だけではなく尿にもあふれてしまう。だから尿に糖が含まれてしまうという理解です。

血糖値がコントロールできないと、糖が血管を傷つけて動脈硬化や肝臓障害、足などの神経障害、網膜障害など様々な病気の原因にもなります。

日本人の死亡原因は、２０１５年の統計によると

(1)がん、

(2)心疾患、

(3)肺炎、

(4)脳血管疾患

このうち心疾患と脳血管疾患は糖尿病による血管ダメージも原因になりますし、糖尿病は免疫力の低下も促すのでガンの原因にもなりえます。

こう考えると、食べたいものを食べたいだけ食べるのが一番とは入ってられないですね。

さて、今朝の朝食です。