誤嚥性肺炎口腔ケア

2019/02/17 2021/08/08

現在肺炎は死亡理由の第３位となっていますが、その肺炎の主な原因が今注目されている誤嚥性肺炎です。

これは、のどから誤って食べ物などが食道ではなく器官に入り、そこから肺に入ることで肺が炎症を起こすものですね。

ところが、その誤嚥性肺炎の予防には口腔ケア（口の中のケア）が大事だと知っていましたか？

ここで質問です。

人間の体で、肛門と口の中とではどちらが汚いと思いますか？

ほとんどの方は肛門と答えるかと思います。
私もそう思っていました。

ところが、以前読んだ本によると、口腔ケアがされていない人の口の中には、肛門よりも雑菌が多いんだそうです。

そういわれてもすぐには納得いかないんですが・・・

話を戻して誤嚥性肺炎です。

口腔内をきちんとケアしないと口の中に雑菌が繁殖する。

そうすると、食べたものと一緒にその雑菌が体の中に入り込んでしまうわけです。

それが食道を通じて胃に行くなら、胃液などで雑菌も退治されますが、間違って器官に入ると、その雑菌が肺にまで到達してしまい、重篤な病に至るというものです。

ちょっと話がそれますが、
誤嚥性肺炎ではなくても、やはり口腔ケアは大切で、口からウイルスが入り込んでインフルエンザになることもあるんですね。
風邪やインフル予防にはうがい手洗いとよく言いますが、私なら、コレラに合わせて口腔ケアもセットでケアした方がいいと思います。
（過去記事⇒https://tankopapa.net/post-4415）

さて、水曜の朝食です。