プリズンブレイク

2018/12/02

アメリカドラマにはまったのはキーファーサザーランド主演の「24（トゥエンティフォー）」でした。

24時間のドラマをリアルタイムで同時進行で見るということで、なかには24時間仏塔市で見てしまったという人もいらっしゃたかもしれませんね。

その後、プリズンブレイクがブレイクしました。

ところが、このプリズンブレイク。
名前とあの坊主頭の写真は早くから知っていたのですが、脱獄ものというと、

クリントイーストウッドの「アルカトラズからの脱出」

ティム・ロビンスの「ショーシャンクの空に」

といったじっくり味わうタイプや

スティーブ・マックウィーンの「パピヨン」

のようなクラッシックな映画のイメージが強烈にあったため、あの坊主頭の何となくスタートレックチックなイメージにちょっと戸惑いがあったんですね。

知ってはいたけれど見るまでには至りませんでした。

ところが、昨年、
たまたま知人が見てはまったという「ウォーキングデッド」の噂を聞いて、ゾンビドラマがアメリカで大ヒットしてるというのを知って驚きました。

ゾンビといえばジョージＡロメロ監督に代表されるようなホラー映画。

それをドラマで見るってどういうこと？

実は、ホラーは結構好きなジャンルだったので、試しに見てみたら、これが面白い。

初回こそ導入部分は「え？これのどこが？」って思ってしまうほど普通の映像でしたが、最後に主人公のリックがゾンビの群れに囲まれて終わってしまう内容にいつの間にか引き込まれてしまいました。

それがきっかけで結局シーズン8まで見てしまうことになるとは。

現在はシーズン9が放送中ですがもちろんそちらも視聴しています。

で、プリズンブレイク

これは、ウォーキングデッドのシーズン9が放送されるというので、それを待つ間に、なんとなく間持たせて気に見てみようかなという程度で見てみました。

それがどっぷりはまってしまうことになろうとは思ってもいませんでした。

こちらもウォーキングデッド同様に、最初はメチャクチャ面白いって感じでもないかなぁ～という自然な入りだったんですが、終わり方が実にうまい。

え？そこで終わっちゃうの？ってところでエンディング。

で、ついつい次も見てみようかなって思ってしまう。

めちゃくちゃ見ないと収まらないって感じではなかったはず。
でもとりあえず次見たくなる。

それが、いまではメチャクチャ見たい。気になる～ということで現在シーズン4の途中まで一気に見ています。

私的にはウォーキングデッドよりも面白い。

とにかく話が飽きない。

ウォーキングデッドは途中で間持たせ見たいなちょっとたるんだ感じの話とかが入ったりして実に話の進行が緩やか。

でもこちらはまさにジェットコースター。

シーズン3などは、シーズン2までが22話構成だったので、てっきりこちらも22話だと思ってみていました。

でも10話いかないときでも、これってもうシリーズのクライマックスじゃない？ってぐらい中味が濃い。面白い。
13話だというのは最後の方で知りました。

プリズンブレイクの面白さ。

これはどんでん返しの連続。
それも、これはもう絶対絶命！どうやって解決するの？という展開を見事にクリアしてしまうところ。
そのクリアの仕方も無理がなく、知ってしまえば「あぁ！そうか」って思ってしまう。
しかも鮮やか。
主演のスコフィールドは天才的な頭脳の持ち主という設定ですが、まさにそれが嫌味とか感じさせずナチュラル。

すごい！って何度もうなっちゃいました。

次から次にこれでもかぁ～と押し寄せる難題を、ことごとくクリアするスコフィールドに男の自分も惚れてしまいそう。

ほんのちょっとしたことで致命的な状況に陥り、それを持ち前の頭脳でクリアするというパターン。

私はジョジョの奇妙な冒険のハラハラドキドキ感ととっても共通するものを感じました。

魅力的なのはスコフィールドだけじゃない。
彼らを取り巻く仲間たちが魅力的。

その魅力的な仲間にはもちろん彼の兄であるバローズがいますが、それ以外にも、かつては敵同士だった相手も加わる。

この点は、漫画ナルトとそっくり。

かつては自分を殺そうとたたかったサスケ、オビト、長門等も最終的には仲間なった点など。

そのプリズンブレイクも残すところシーズン４と５
ちょっと寂しいなぁと思っていましたが、シーズン６が現在制作中という情報がネットにあったのを先ほど知りました。

これが本当なら、今見れるシーズンを見終わってもまだ次がある。

なんかそれだけでワクワクしてきました。

現在視聴中のシーズン4がどんな展開にこれからなるのかもものすごく楽しみ。
でもすぐに見終わっちゃうんでしょうけれど。