風呂嫌い

2018/10/02 2019/09/01

日本人がお風呂好きというのは世界的には知られていることだと思いますが、逆に欧米人はシャワーのイメージが強いですね。

日本人なら毎日入浴するのが当たり前。でも外人さんだとそうでなくても何となくわかる感じ。

外人は風呂嫌い、とまではいかなくても日本人ほど執着がないのはもしかしたら中世の悪習が影響しているのかなぁと思った話を知りました。

それは中世のペスト。
ペストが大流行したことで、入浴で毛穴が広がると、そこから感染する。
そんな都市伝説が広まったのが原因なんだそうです。
それ以前は、漫画テルマエ・ロマエのように入浴好きだったはずの西洋人がめっきり入浴する頻度が減ったそうです。
それに拍車をかけたのが当時のキリスト教思想。
入浴はお湯につかって心身をリラックスする作用がありますが、それが精神的な堕落に繋がるというのもあったんだとか。

パリの当時の町が、犬の糞で覆われていて、糞尿は窓から道に破棄されるといった話も聞きますね。

しかし、それをかえたのが、なんとあのマリーアントワネットなんだそうです。彼女はバラ風呂や香水をこよなく愛し、王宮に革命をもたらしたんです。
彼女のそういった趣向は、故郷のオーストリアが衛生先進国だったことが理由だとのこと。

面白いですね。

さて、日曜の朝食です。