神は細部に宿る

2021/02/13

細かいことに口出ししたりこだわってる人を見ると、

「細かいなぁ～」

と苦言を呈する人って多いですよね。
でも、別の見方もあるようです。

神は細部に宿る

これ、聞いたことありませんか？

プロとアマ
一流と二流

これを分けるのって結局これじゃないかという話です。
神がかり的なことができたり、同じことをしているように見えて結果が全く違うのを見て、才能がないとかセンスが・・・とか自分を納得させるのってありがちですが、具体的な一つ一つの行動の

理由、意識などを比較するとその差って歴然な気がします。
昔の吉野家、「早い安いうまい」がキャッチのころ。
店内のオペレーションを変えるニュースがあって、それ読んだら、食事を提供するまでの時間を数秒（1秒半とか3秒とか、確かそのぐらい）縮まるとあって、ぷぷっと笑ってしまいそうだったのを未だに記憶しています。
でも、ほんの数秒を短くするための創意工夫、失敗の繰り返し。

もう一つ、たまたま先ほど見たバラエティー番組で、市販のパスタをプロの料理人が美味しく食べるコツ。

6分茹でるとあるのを3分半にする。こうすることで、茹でてから暖かいソースに絡めることを想定した短縮。
さらに、ゆで揚げた麺にいきなり具材を乗せるのではなく、まずスープを入れて麺と絡める。そうすることで、麺にスープの味が染み込む効果を狙う。
これらは一見細かいひと手間。
でも結果を見事に変える効果があると思うのは言わずもがなではないか？
細部と侮るなかれ。

一流ほど凡人が「どうでもいい」「このくらい」と思うことまでも真剣に、全力で臨むということだと思いました。

さて、昨日（金曜日）の朝食です。