奥村武博
2019/07/05
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奥村武博さんは、元阪神タイガーズのプロ野球選手。その彼が、球団から戦力外通告を受けた後、打撃投手として球団に残ることを選択。しかしそれも一年で契約打ち切り。
その後は、つてを辿り飲食店やホテル、ネットカフェでのアルバイトで食いつなぐ生活。自分がいなくなった後、阪神は18年ぶりのリーグ優勝を果たし、同期の井川慶投手はMVPを取りさぞかし悔しい思いをされたと思います。
人生の方向性を失いかけたとき、奥さんが一冊の資格の本を買ってきてくれたのきっかけで公認会計士の試験を目指すことに。高校時代に学んだ簿記の知識を活かせると思ったそうです。
ところが公認会計士試験といえば、超難関の資格。何度も挫折しかけ、両親や周囲からももう十分頑張ったのだからとやめることをねぎらう中で、奥さんだけは、中途半端な人生になると背中を押した。
それをきっかけに試験勉強を真剣に取り組み、2013年に見事合格。2年間の実務を経てプロ野球選手としては初めて公認会計士の資格を取得されたそうです。
今の状況になんとなく光が見えない今の私の背中を押してくれる心熱くなるニュースでした。
思えば私も30代で、当時勤めていた会社で突然戦力外通告を上司から受けました。いわゆるクビ宣告です。当時はバブル崩壊後に低迷した社会で、絶対倒産しないと言われた山一證券が突然倒産するというセンセーショナルな出来事もあり、「リストラ」がよく話題になる時期でした。その時は他人事だと思っていましたが、まさか自分に降りかかるとは思ってもいませんでした。
その後、サービス業に以前から興味があったこともありベンチャー企業に入社。今から考えるとブラックでしたw
最初にリストラされた会社の内定をもらった時は、実は、当時バイトで働いていたデパートからも内定をもらっていて、そちらのほうが本命でした。喜んで内定の報告を気心がしれたデパートの社員の方に報告すると、「こんなところはもったいないからやめたほうがいい」と意外な忠告。
行きたいと思った会社の社員からやめたほうがいいというのは尋常じゃないなという不安から、結局もう一つの内定の会社に就職しました。
そして、そこをリストラされたあとのベンチャー企業は、その会社のホームページを見た姉から、そこがいいよと進められた会社でした。
ところが、自分は、ぎりぎりまで、一部上場のコールセンターの会社に行こうと思っていましたが、最終的には姉の忠告に従った形でそこに入社。
結局そこも会社の方針と合わず、心を改めるなら反省文を書け、でなければ解雇だと言われ、やめる選択をしました。
思えばそれまでの自分は、自分の意志よりも他人の忠告を丸呑みした人生を送ってきたように思います。これは裏を返すと自分の人生を自分で責任取ってない。結局ダメだったら他人のせいにできると思っていたわけです。それは結局のところ、自分で気づかずに自分を騙すことになっていたと気づきました。
今の生活は、経済的にはこれまでで一番苦しい状況ですが、自分で選んだという手応えがあります。他人の人生を歩んでいないという実感があります。
ただし、目指す目的に届いていないジレンマから、最近惰性に流されている感じがしていましたが、奥村武博さんの話を知り、気持ちが引き締まる思いでした。
今の私は、他人からしたらクソかもしれません。でもそんな私が、将来、あのとき頑張ったから今があるという自分になれれば、奥村武博さんの話に励まされたように、自分のことが他の人の励みになるだろうと思います。
ということで私は諦めません。
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鍋です。
スープは嫁さんが翌朝おじやにしてくれます。
結果です。
体重は61.40
対前日:+0.05
対スタート時:-3.65
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