北極ラーメンの辛さ

セブンイレブンの北極ラーメンで知った中本

半端ない辛さなのに、美味しさもある。

不思議なラーメン。

いつか、本物の中本を食べてみたい。

そう思って機会を狙っていたところ、

嫁さんが、従妹と一緒によるイベントに行くので夕飯は外食ですませることに。

早くも機会が到来しました。

行ったのは御徒町にあるお店です。

JRの駅から少し奥まった線路沿いに位置します。

ふと見たら、真正面に日高屋が。

そして、すぐその横に、今度は幸楽苑もありました。

じみーにラーメン激戦区になってました。

夕飯時で、店の外にちょっとした行列。
5人ほど。

外だけでなく中にも７、８人待っていました。

優しそうな笑顔の店員さんが中から現れて、
店内にある券売機で食券を一人ずつ購入する様にとのこと。

食べるなら北極ラーメンと決めていたのですが、迷ったのがトッピング。
結局野菜大盛りにしました。

この場合、北極ラーメンとトッピングで合計2枚の食券が出てくると思いきや、そうではなくて、一枚にまとめて食券が出てきました。

最初食券が２枚出てくるのかな～ってその場でしばし固まってました(^O^;)

最新の券売機かな？

中に入ると店員さんたちの元気な挨拶に迎えられます。

みなさん額に赤いタオルを巻いていて、活き活きとした表情。

一人一人の顔とコメントがかかれた写真が張り出されていました。

待っている間にも、食べ終わって店を後にする客がいると、
お馴染みさんなのか、店員さんと仲良さそうに会話。

で、わざわざ厨房から出てきて送り出す姿も

活気の中にもアットホームな雰囲気がありますね。

待っている間に先ほどのにこにこした笑顔の店員さんがやってきて、先ほど購入した食券を回収されました。

席はカウンターがメインですが、奥にはテーブルも。

私はそのテーブルに案内されました。

向かいには、若い女性がおひとり着席。

なんと、この辛さで有名なお店におひとりとは。

それだけ美味しいのかなと期待が膨らみました。

そうこうしているうちに。

着席してからはほどなくしてラーメンが着丼

大盛のもやしに隠れていたとはいえ、
真っ赤なスープはもはや隠しようがなく、
すさまじい迫力です。

横からの写真もパシャ

蓮華がついてきたので、早速、それでスープを一口

！！？

ウゴッ

w(ﾟﾛﾟ;w

思わず、一口食べてむせかえった、あの北極ラーメンのカップラーメンを食べた時の記憶が復活

ほぼ同時に「やばい」と感じました。

このラーメンはスープは飲んではいけなかった・・・

しかし口に入れてしまったものはどうしようもなく、

続けてむせかえること５、６回は。

周囲の人は黙々と食べているので、余計に自分のむせかえりに赤面しました。

と同時に

息ができないっ

そう思うぐらいに呼吸が詰まってくるしくなりました。

今何かしゃべっても、ヘリウム吸った時みたいに声でないのが分かったぐらい。

（まずい、これ食べきれないかも。ヤバい）

今日の日テレで「有吉ゼミ」　ゴルゴ悶絶激辛のデスうどんというのがあって、
たまたま見ていましたが、
まさにあの状況とおんなじです。

懸命に冷静さを取り戻そうとすると、
先ほど目の前に座った女性の方が、
何やらテーブルにあった白いものを取り出しているのに気付きました。

何だろうと思ったら・・・

なんとエプロン。

なるほど、はねて服につかないようにこれをつけるのか。
食べてる最中に、スープが衣服に付くのを避ける心遣いですね。

ヒリヒリする喉を意識しながらも、そのエプロンをつけて、
必至で思考を回転させます。

この辛さを克服するにはどうするか？

・・・・・・・・・・・・・・・・！！

とにかくスープはだめ。

あと息を吸ってラーメンをすすると、辛い空気がのどを刺激するからそれも駄目

私が取った方法は、

ラーメンをすすらずにゆっくりと食べる　です。

あくまでも口は噛む飲み。

で、口にゆっくりと箸で持って行ってゆっくり食べる。

意識としては、息を止めながら食べるイメージ。

これでやってみると何とか食べれそうな感じ。

徐々に自信を取り戻しました。

この間も、唇はジンジン、のどは爆発しそうですが、
不思議と辛さの中に美味しさを感じました。

よくありがちな、辛さで味の悪さをカバーする的なラーメンじゃなくて、
美味いのに辛い、

そういった味です。

あと、やはり、周囲に聞き耳を立てるとすすっている人がいなさそう。

麺は縮れ緬で、たっぷり唐辛子がまとわりついていますが、スープに比べて食べやすい。

とにかくすすってはダメ。

それだけに集中して何とか完食。

ただし、スープは飲めませんでした。

途中一回だけ再度チャレンジしましたが、
やはりむせてしまった。

あと、完食した写真もあまりの辛さで忘れる始末。

あ～でも席を立った途端に、店員さんたちから元気な声であいさつがあり、
なんかすごく幸せな気分。笑顔も素敵でした。

その後、帰宅途中に寄った店で自分の顔を見てぎょっと。

目が真っ赤に充血！

これじゃドラキュラだ。

今度食べる時は顔の位置も考えないと。

私は胃腸は強い方なので、そのあたりがジンジンすることはなかったですが、
問題は翌朝

トイレでえらい目に

お尻に唐辛子を感じました。

幸い出血とかはなかったですが、
お尻で辛さを感じた経験はこれが初めて。

でも美味しかった。

ある意味二郎と質の違う達成感が味わえました。

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