感想戦
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藤井聡太7段と久保利明九段との第90期 ヒューリック杯棋聖戦二次予選の模様をAbemaTVで見ました。
位が下の方を私は応援するたちなので、藤井7段を応援していましたが、この勝負は久保九段の勝利でした。
敗れた藤井七段、敗戦直後はとても悔しそうでした。
試合のインタビューの後、お互いに対局を最初から振り返り、ここはこうでしたとか、ここはちょっと、とか勝敗を超えて互いに対局の内容の感想を伝えあるシーン。
これ、感想戦というんだそうです。
なんと、プロの棋士は、その対極の内容を全部暗記してるんですと。驚きの記憶力!
この感想戦、10分程度で終わることもあれば、数時間もかかることもよくあるそうです。
試合の後で疲れてないのか?
プロキシの頭脳ってびっくりです。
感想戦をするかどうかは自由なんだそうです。
あの「ひふみん」こと加藤一二三さんは、しばしば感想戦なしで立ち去ることが多かったそうです。
何となく納得。
この感想戦。
私が見たのは15歳の藤井さんが、中学棋士でマスコミで注目され、それで藤井さんを知った後に知りました。
確か、藤井さんが最多連勝新記録を達成し、どこまで更新するのかが注目されて佐々木五段に敗れた試合。
対局後、お互いのインタビューが終わり、番組が終わるのかなぁ~と思ったら、将棋の駒を並べなおして、最初から試合をおさらいし始めました。
あれ?
何してんだろう?
って最初は理解できませんでした。
なぜなら、それまで10時間以上にわたる長時間、お互いに戦ってきたあとでしたから。通常試合が終われば、お疲れさまということでその場を去るのがスポーツでも当たり前。
ところが、この振りかえり、いつまでたっても終わりそうもない。
え~?
終わったのにまだやるの?
つらくないの?
などなど当時の私にとっては謎だらけ。
ところがこの感想戦。
プロの対局では義務ではありませんがするのが普通なんだそうです。
この対局後にお互いが試合の内容を振り返るという習慣も驚きましたが、その内容には感心しました。
勝った棋士はどや顔するわけでもなく、「ここでこうされていたら負けてましたね」とか、相手を思いやる言動があったり、負けた棋士も「この指し手が間違ってました」とか負けた勝負を冷静に振り返ってたり。
共通するのはお互いの対局相手に対するリスペクト。
勝った方も実力もあったかもしれないけれど運もある。勝ったのはたまたま。
負けた方も、何がよくなかったのかをきちんと振り返ることで、負けた悔しさも和らぎ、次の今後の対局に向けての前向きになれる。
これって素晴らしいなぁ。
また、これは見ている視聴者にとっても大変価値がありますね。あの時のさしてはどういう意図でされたんだろうとか、大戦中にわからなかったことが本人たちにより明らかになりますから。
このような伝統というのは日本独特のものなんでしょうかね?
とかく勝負事は勝てば官軍になりがちですが、このような伝統文化は世界にもアピールできる無形の財産だなぁと思いました。
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さて、昨日の朝食です(一日一食)
週末なので厚切り食パンにブルーベリージャム。
ですが、今回の食パン。なんだかやけにパサパサしていて、期待した美味しさではありませんでした。
残念。価格も100円ぐらいで安かったのですが。
スーパーカップの鶏ガラ醤油もボリュームありましたが、最近はスープまで飲まないことが多くなりました。
本当は飲みたいのに我慢するというのではなく(基本スープは大好きなので無理してでも飲みたい口です)、もうお腹も一杯なので無理して飲むのはやめようかなという自然な判断です。
スープを飲むか飲まないか。
これがどれだけ体重や満腹度に影響があるのかはわかりませんが、以前より食後のお腹の食べすぎた感がなく楽に感じます。
まぁ基本はスープまで飲み切りたいので今後も続くかどうかはわかりませんが。
結果です。
体重は62.15
対前日:-0.20
対スタート時:-2.90
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