ゆっくり食べるコツ

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コツを話す前に、ちょっと余談を。

いつの間にか昔の自分と比べてだいぶ変ったなぁ～～

そんなことってあります。

例えば、車の運転。

20代のころは、高速で飛ばすのは当たり前で
常に追い越し車線を走り続けたり、
ちょっとでも自分より遅い車が前方をふさごうものなら後ろにつけて煽ったり、

今から考えるとひどいドライバーでした。

当時交際していた女性からも

「ハンドル握ったら別の人みたいだ」

とやんわり言われたりもしましたし。

そんな私がいつの間にか安全運転ドライバーになってました。

結婚して家庭を持ち、子供も生まれたというのもありますが、おそらく一番のきっかけは事故だと思います。

もっというなら事故を起こした時の父親の対応でした。

当時、私は、冬になると実家の長野に帰省して毎週のようにスキー三昧でした。
しかも使い古しの安物のタイヤチェーンで雪道を走行していました。
当然スピードも出してたわけです。

とある週末に、いつものようにスキー場に行った帰り、うねうねと曲がる道路を降りていると、突然ブレーキが利かなくなりました。慌ててブレーキを引いても全く効かず、たまたま対面を上っていた乗用車とぶつかってしまったんです。何とか正面衝突は逃れたものの、相手の車を破損してしまい、私の車もボンネットがえらいことに。幸い人身事故にはならなかったものの、レッカー車を呼ばないと動かせないことに。慌てて父親に電話をかけて何とかしてもらおうとしました。

「・・おやじ。事故っちゃった・・・」

そんな情けない私に、父親は来るまで飛んできて、何から何までフォローしてもらうことに。
具体的にどうだったかはすっかり忘れてしまいましたが。（たぶん忘れたかったんだと思います）

お相手の方への対応も一切父親が対応してくれて私は何もできませんでした。
が、その後実家に帰省する際に、

「お前からも電話ぐらいは先方入れて謝っておいてくれ」

といわれかえりの新幹線が発射する前にしぶしぶかけました。

すると、相手の方（会社の社長さんでした）から、

「君は自分でやらかした事故の後始末をお父さんに全部押し付けて、電話で謝るだけなのか？」

といわれて目が覚めました。

全くなんて自分は情けないんだろう。と何もいえませんでした。

「今回の事故のことは君のお父さんに免じてもういいけれど、君もしっかりしなさい。」

そんな言葉を最後にかけられました。

本当に応えました。

たぶんそれが安全運転をするきっかけだと思います。

何でこんなことを今思い出したのかというと、もともと私は早食いでした。それが今では嫁さんよりも食べるのが遅くてよく「早く食べてよ」とせかされるほどです。

そうなったきっかけというのが真剣にダイエットしようと思ったことがきっかけでした。ダイエット方法の中に、食事はゆっくりよく?んで食べると良いというのがあったので、その通りだなと納得して始めました。

今はあまり意識してゆっくりすることはありませんが、食べている時に思い出しては意識することがあります。それは、

作った食べ物が収穫される前の状態を想像したり、収穫したり育てたりする人のことを想像する

ということです。

そうすることで不思議と今口で?んでいる食べ物がたちまち尊いものに感じられておのずと食事のペースもゆっくりになります。

納豆なんて日常的に食べていますが、大豆の実ってどんなんだろうとか、どういう植物なんだろうと想像したら、全く知らない自分に気づいてちょっとショックでした。当たり前のように食べているものがどういうものかって全く関心がなかったとはいったいどういうことなんだろうと思いました。

車のエンジンがわからないと車を運転する資格はないというもの極端ですが、せめて食事くらいはちゃんと作った人や素材に対して感謝しながら食べないと罰が当たるなぁと思います。

さて、今日の夕飯はオムレツとほうれん草のソテー、後はいつもの献立です。

オムレツにはケチャップではなくオリーブオイルをたっぷり。あとソテーにも。

ケチャップの糖質も結構馬鹿にならないし、オリーブオイルは良質な脂質なので敢えてこうしています。

結果です。

体重は６２．００
対前日：＋０．２５
対スタート時：－３．０５

予想通り時間差でオーバーしました。マックの総選挙のボリュームあるハンバーガーの分じゃないかと思います。

焦らずコツコツ行きます。

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