聞き上手

2020/05/05

私、よく人から聞き上手ですねって言われます。
そういわれるとうれしい反面、両手を広げて喜べない引け目も感じます。

というのも、自分の意見をなかなか言えないのをカモフラージュしてるというのも知ってるので。

人と話をするとき、相手の趣味趣向を探しあげ、それに沿う形の会話をするように自分をもっていってる感じ。
これは相手には心地よい（だから聞き上手と思われる）けれど、その反面、自分に対する興味をもってもらうとか、自分をアピールするという攻めのトークとかはできてないわけです。

そういった漠然とした消化不良感をずーと抱いていたのですが、昨日、森田敏宏さんのメルマガでマコなり社長さんの動画を見て、ちょっとそういった殻を破るきっかけみたいなものをつかみかけた気がしました。
それは、「一流と三流を瞬時に見分けるたった一つの質問」という動画です。

人から好きな食べ物は？とか、休日は何をしてる？とか、好きな映画は？
そういったたわいのない質問ってよく聞かれますよね？
あれって、相手はその答えを求めてるんじゃなくって、その質問に対する答えを通じて私のパーソナリティを知りたがってるというのを聞いて、そうか！って腹落ちしました。

だから、「何でも好き」って答えは相手を失望させてしまう。

私は、今まで、自分の答えが相手の趣向にあってるかどうか？それてる答えを極力避けようとしていました。
だから、当然ピンぼけた立ち位置がわからない答えをしていたと思います。
その証拠に、聞き上手とは言われても、私自身が面白いとは言われない。
私が振った話題にはほとんど興味をもたれない。
そんな引け目を感じていました。

そうじゃない。
お笑いタレントコンビのボケとツッコミのボケの役みたいに、相手が突っ込みやすいボケを言う。
それには、あらかじめ聞かれるであろう問いに対しては、即座にぼけれるネタを普段から準備する。
こういったエンターテイメントな自己価値の高める努力をすることで、今まで与えられてなかった喜びを相手に与えることができるかもと思うことができました。

さて、昨日の朝食です。

いつもの納豆とヨーグルト、そしてビタミンE。